わちふぃーるどスタッフによる 池田あきこのリレーインタビュー
第2弾 「アトリエ訪問 ~近況インタビュー~」 2013年8月6日(火)
最近、と~ってもおめでたい出来事があったらしい、池田先生(社長)。 そんな気になる池田先生の近況を、ラシカノイ店スタッフが突撃インタビュー!!! さてさて、どんな出来事があったのでしょう……。
吉祥寺の緑に囲まれた一画に、どことな~く自由が丘本店に似た佇まいのお家を発見♪
ピンポ~ンと呼び鈴を鳴らすと、「は~い、どうぞ~!」の声。
ナント!池田先生(以後、社長)のご自宅兼アトリエに、突撃インタビューに来ちゃいました!!!
インタビュアー:ラシカノイ店スタッフ「ラシカノイ」
池田先生:「社長」
ラシカノイ:お邪魔しま~す!
わぁ♪リビングに白木の螺旋階段!!!
壁も床も木で出来ていて、(壁は違いましたっけ?違かったら床だけで(^_^;))とってもウッディなお家♪素敵ですね~!
お~!!!ダイニングテーブルの上でむにゃむにゃウゴウゴ蠢いているのが、うわさのNewフェイス、『太一くん』ですね!!! ちっちゃ~い!
大きくなったのよ~。生まれた時は、もっと小さかったの。未熟児ではないけれど、一歩手前。
社長の娘さんでわちスタッフでもあるマイコちゃんが、初孫を出産されたんですよね!!!
いつでしたっけ?
2013年6月26日。
本当は25日が出産予定日だったけど、子宮口がなかなか開かなくって。
私がマイコを産んだ時も今のマイコと同じ歳だったけど、それはそれは大変だったの。
回旋異常でなかなか下りて来なくって、「産むの止めて帰る~!帰りたい~!」って(笑)
陣痛で苦しんでいるマイコは可哀想で、『ママが付いていないと!』って思ってたけど、
「もう痛い!!!」とか、「腰揉んで~!!!」とか、ごねたり、当ったりするのは私じゃなくって、夫の大ちゃんで。
(この辺りの『すったもんだ』を詳しく知りたい方は、わちHPのWachifield Blog内のブログリンク、『RANBLOG(「地口や日記」が変わりました)』をご覧ください。)
考えてみたら自分もそうだったのよね。 普通、親になんか言わないわよね~(笑)
その時に、『この子にとっての家族は、もうこっちなんだ。』と、妙に会得したと言うか、納得がいったと言うか。
貴方は貴方の巣で子供を育てる!みたいな?
でも、何かあったらいつでも飛んでおいで!みたいな。
太一くんが生まれて、やっぱり嬉しかったですか?
この子が生まれて、もちろん嬉しくもあるけど、どちらかと言うと驚異だわね。
一つの命を二人で作り上げるって言う、そして出てくるなり手足をバタバタさせて、「うわぁ~!生き物が出てくる~!神秘~!!!」って。(笑)
『命の凄さ』も勿論思ったけど、何よりマイコが『お母さん』になったのが本当に嬉しかったわね。
顔もお母さんの顔になったって言うか、凄く優しい顔になった。
そして、わりとすんなりとお母さんになった。怯える事も無く、気負う事も無く。
それがね、もう、超ナチュラルにお母さんやってるの~(笑)
その事が、もう本当に良かった。安心したと言うか、ね♪
(と、太一くんに振りながら、ミルクを飲ませている社長♪ 普段と違う社長の様子が、とっても新鮮!)
こうやって、太一くんのお世話をするのも楽しみですよね~♪
毎日じゃ大変だけど、『今日はこの子が来るから、お買い物して皆でご飯ね。』とか、家族って面倒くさいけど、やっぱり楽しい。
自分の経験値だけじゃなく、旅に行って絵を描きたくなるのもそうだけど、普段と全く違うものを見て興奮したり、刺激を受けたり、それが楽しいの!
そのうち、太一と一緒に旅に出て…な~んて♪
お~!良いですね~!それで是非、また紀行本出して下さいよ~♪
そう言えば、以前わちスタッフが出産した時にお祝いを兼ねて出された本が、『魔女が拾った赤ん坊』ですよね?
今回は、太一ちゃんお祝い本とかは出されないんですか?
もしかして、ふーちゃんインタビューで出ていた『ダヤン、妖精になる』がそれとか…?
それは違うの。太一お祝い本は来年6月に出る予定で、うさぎのメイプルさんの家に男の子が生まれる話。 マーシィの弟、シームに弟が出来るの。
お~!あの末っ子のシームに弟が出来るんですね!それは楽しみ!!!
じゃあ、妖精の話と言うのは?
それは、今年の11月に出る予定で、来年のBabyダヤンのテーマでもあるの。
ちょっと見る?
(と、ラフカットのコンテを見せてくれる)
お~凄い!!! スタッフ特権!!!
(A3サイズの用紙に、19カットされたラフ画とストーリーが。そして写真を撮る♪)
そのストーリーは、スコットランドから湖水地方の旅の帰りに飛行機の中で考えたの。
全然眠く無くって真っ暗なもんだから、携帯のメモ機能を使って書いて、それをパソコンに送って、後でワードで開くの。
それを19ページに分けてコンテに起こしたのがこれ。
なるほど~。
お!1ページ目に、隠れ人気キャラの『ワニのイワン』が登場ですね!
なかなか商品化される事も少ないんで、イワンファンが喜びますよ~社長♪
わお! ダヤンの背中に妖精の羽根が生えてる~♪
エンジェルダヤン、みつばちダヤンに続いて、今回はティンカーベルみたいな妖精の羽根が生えたBABYダヤンですね!(ティンカーベルって書いてOKでしょうかね…?) また赤ちゃんにされちゃったんですか?
ちがうわよ!(社長、結構きっぱりと否定~(笑))
今回は赤ちゃんにされたダヤンじゃなくって、普通のダヤン。
ダヤンが妖精の王様に、「なんとみっともないお方じゃ!(ダヤンの姿が)」って言われて、「もっと体を小さく!とか、目と耳は大きく!羽根はどうじゃ!」って、王様にこの姿にされるの。だから、赤ちゃんダヤンではないの。
あはは~(苦笑)。いつもながらの早とちりですみませ~ん(汗)
ではここで、皆さんにもチラッとストーリーをご紹介しちゃいましょうか~♪
~『ダヤン、妖精になる』~
ダヤンのうちの門番ロークが何代目かのタンポポに恋をしました。
イワンのうちにあそびにいったダヤンはおもしろがってその話をしました。
「それならおれがほれ薬を作ってやる」イワンがいいました。
「甘草の根で作るんだけど、ききめはばつぐんさ!ただし相手は植物にかぎるけどな」
ミドリのビンに入れた薬を持ってかえるとちゅう、ダヤンは自分もためしてみたくてたまりません。
ちょうどみちばたにはきれいな赤い花がさいています。
けれどひと口のみこんだとたん、グエエェ!
あははは!ダヤンったら、やっぱりやってくれますね~!!!
絶対飲むと思いましたよ!
その『ほれ薬』が赤いお花に掛かっちゃって、そのお花が妖精の国の王女様だったものだから…って言うお話しなの。
ロークも懲りませんね~(笑)
1番最初も、確か遅咲きのタンポポに恋をして、
たまたま通りかかったリスのマフィットに、「今日のおかずは、ドングリ、くるみ、ドングリ、くるみ…♪」と、花占いに使われ、ロークが会いに行った時にはタンポポはバラバラにされていたんですよね~(苦笑)
それがショックで、ロークは枯れ木になっちゃった!って言うお話しでしたよね。
今でも、『ダヤンとおかしな仲間たち』という本に収録されていますけど。
初めは確か、トラベルログとか、アドレスブックに収録されていた欄外漫画でしたよね。懐かしい~!
もう、今から何年前ですかね?20年前…?15年位かな?
いやぁ、わちふぃーるども今年で30年ですからね~。長いですよね……。
本当よね……。
でも、まだまだこれからよ!!!
次は、『NEXT30!』に向けて、まだまだ頑張らないとね!
むふふ~♪ そう言えば、『NEXT30!』に向けて、もの凄いビッグニュースを小耳に挟んだのですが……
なあに?
いや~、何とナント~!!!ダヤンのアニメ化の話があるとか、無いとか……!?
それはね、今、ちょうど資金が集まって、来年春のONAIR予定に向かって、準備を進めている所。
淒~い!!! 放送枠とか時間とかは、もう決まっているんですか?
それもまだ未定。
今のところ、5分くらいの短編になりそうな感じかな。
でも、メインビジュアルはもう出来てるのよ。
(と、数枚のキャラクター設定書のような資料と、メインキャラの揃ったA3のカラーポスターを見せてくれる。勿論、写真を撮る♪)
野原の中で、ダヤン、マーシィ、イワン、ジタン、バニラ、シーム、メインキャラ勢ぞろいですね♪ロークにウィリーまで居る~!
ここにも、今回のスケッチ旅行のエッセンスが詰め込まれているんでしょうか?
そうね。それは勿論そうだわね。
イギリスの庭は本当に綺麗!それで、妖精の本も花園を舞台にしようと思ったの。
スケッチって、私にとっては学校に行ってるみたいなものだから。
???――― 学校って、『自然に教わっている……』みたいな?
ん~と、そうじゃなくって、普段はわりと『話の絵』と言うか、そういうものを描いているでしょ?
ストーリーに合わせて絵を描くとか、商品に合わせた絵を描くとか……?
ん~、そうね。 それが、『見たものを描く』と言うか、『描きたいものを描く』と言うか、わりとクロッキーに近いような、『構図とかを考え、自分が見た中からイマジネーションを膨らませて描く』と言うような事が、自分の技術の向上にもなるし、私にとっては学校に行っているみたいで、とても楽しいの。
なるほど~。 アニメのメインビジュアルの絵も、森の中にある素敵な野原みたいで、何か、イギリスの風景っぽいですよね~。
そうよ~!だって、イギリスに行ったんだから!
え…。そうでしたっけ…?
行ったの、スコットランドじゃなかったでしたっけ…!?
スコットランドって、もしかしてイギリスにあるんでしたっけ!?
あははは…(苦笑)
地理に疎いもんで、スコットランドがイギリスって、今知りましたぁ…(^_^;)
(…ちゃんちゃん♪)