日本が世界に誇る国花「さくら」。
春の訪れと共に一気に咲き乱れ、嵐を巻き起こしながら
散りゆくその姿は、日本人の華やかさ、潔さ、儚さを
代弁してくれているようです。
ひらひら舞い散る花びらに手を伸ばすダヤン。
風情を感じているのでしょうか。
はたたまた猫の本能なのでしょうか。
流氷の天使「クリオネ」とダヤンの最強コラボ。 ダヤンの持っているすずらんは、高地に多く自生する 北海道を代表する花のひとつです。 花言葉は「幸福が帰る、意識しない美しさ、純粋」。 このどれか一つでも欠けている方、お一ついかがでしょう。
ダヤンが弾くのは「津軽三味線」。 テンポが速く音数が多い津軽三味線は 音楽とダンスが大好きなダヤンと相性バッチリ。 べベン!と鳴らせば、思わず踊りだして しまいそうです。
秋田伝統と言えば、誰もが「なまはげ」を思い浮かべるでしょう。 泣く子がいようがいまいが、勝手にやって来て、勝手に騒いで、 勝手に帰って行きます。 実に猫らしい行動です。
お給仕さんとの攻防戦になる岩手の「わんこそば」。 うっかりフタを占めるタイミングを失うと次々投入されるおそばに、ただただ苦しめられ、 自分が何を目指しているのか分からなくなります。 そうなる前にさっとフタを閉めましょう。 美味しいと思えるうち、思考回路がしっかりしているうちが花です。
「サクランボ」収穫量、全国の七割を占める山形県。 「赤い宝石」とも呼ばれるその甘く美しい実は初夏の味覚として大人気。 コスプレとも言い難いおかしなビジュアルになってしまったサクランボダヤンですが、可愛いので良しとさせて下さい。
東北三大祭りの一つである「仙台七夕祭り」。 7月7日の月遅れである8月7日を中日として3日間行われます。 7月7日にお願い事をし忘れた方、仙台に行けば8月7日まで猶予が伸びます。
ダヤンが乗っているのは福島県の郷土玩具「あかべこ」。 顔に触れるとユーモラスな動きをしてくれます。 魔除けの効果があると言われているのに乗っかっちゃうダヤン。 ばちあたりですみません。 猫なんで。許して下さい。
群馬県では、実に全国生産の八割を占める量の「ダルマ」を生産しています。 願いを込め、その願いが叶うと目を描き入れる、と言う習慣がありますが、ダヤンの目を描くのは 非常に難しいので、先に描き入れておきました。 気が利く企業と良く言われます。
世界遺産の日光東照宮にいる「見ざる言わざる聞かざる」。 自分にとって都合の悪い事や相手の欠点を見たり聞いたり言ったりしない方が良いと言う戒めです。 ただこれが「さる」ではなく「ねこ」になった場合一体どんな戒めになるのでしょう。
「納豆」の生産量、堂々全国第一位。 メイドイン茨城の納豆はそれだけでブランドとしての価値を確立しています。 藁に包まれた納豆粒の可愛いことよ。 アレ?何かおかしいのが居る。 ネバネバしながら、満面の笑みでこっち見てる…。
東京の隣に位置しながら、見事に特徴のないのが埼玉県。 何をご当地に打ち出そうか、一番もめた県でもあります。 煎餅、ネギ、お茶、芋…いくつかある産業の中でもキャラとして一番可愛くなりそうな「お雛様」で行くことにしました。 ずるいですか?いいんです。 だって、ここ埼玉はわちふぃーるどのお膝元なんですもの。
火事と喧嘩は江戸の華。 威勢の良さが自慢の江戸っ子は「お祭り」事が大好き。 お揃いの法被を着れば、テンションも上がります。 あらゆる文化が交錯する一大都市でありながら 朱に交わらない気質も持ち合わせているのが東京っ子です。
美味しいだけじゃなく栄養価も豊富な「落花生」は、もはや千葉県の代名詞。 わちふぃーるどでナンバーワン人気のダヤンと組めば、向かうところ敵なしです。 自身の地の名を東京と言ってみたりオランダと言ってみたり、一体どこを目指しているのか、謎多き都市、それが千葉県です。
幕末の開港以降、異文化を柔軟に取り入れ独自の発展をしてきた「港」のある街、神奈川県。 出身地を聞かれた際「神奈川県」と言う所を横浜の人は必ずと言っていい程「横浜」と答えます。 これと同じ現象が遠く離れた兵庫県「神戸」でもおこっています。
石川県と言えば、漆塗りが有名です。
自慢の金箔付きお椀に乗って、日本海の荒波をゆらゆら。
加賀百万石の祖、前田利家にちなんだ「金沢百万石まつり」は
テレビ中継もされるほどの一大イベントです。
富山と言えば「薬売り」。 「用いることを先にし、利益は後から」と言う理念に基づく県民性は、一人あたりの使途不明金が全国ダントツ一位だそう。 利益より情を重んじているように見せかけて、実はかなり大雑把と言う一面が見え隠れします。
「米」どころ新潟。 お米の収穫量は全国一位を誇ります。 日本の心、日本の宝をダヤンがガッチリ守ります。 決して独り占めしようとしている訳ではありませんので悪しからず。
皇室にも献上される高級なカニと言えば「越前ガニ」。 そんな高級ガニに扮したダヤンもどこか誇らしげ。 思わずピースサイン。
「リンゴ」は、赤く染まり軸が太くて皮にツヤと張りがあるものを選びましょう。 お尻の部分が緑色のものは未熟傾向で黄色いものは完熟して甘みがあると言われています。 よって、このダヤンは完熟しています。
山梨県には池田あきこ常設美術館「木ノ花美術館」があります。 富士を望む河口湖湖畔に位置し、わちふぃーるどファンのパワースポットにもなっています。 郷土料理「ほうとう」を頂きながらドライブするのが山梨で今一番オシャレと噂されています。
世界文化遺産にも登録された「富士山」を山梨県と共に有する静岡県。 「三保の松原」の絶景は日本新三景のひとつとされ国の名勝に指定されています。 生産量全国一位の「お茶」にダヤンも思わずほっこり。
国の特別史跡に指定されている名古屋城。 大天守の屋根の上には徳川家の威光を表すものとして金の「しゃちほこ」が飾られています。 常に注目の的になる金のしゃちほこ。 ダヤンもつい便乗してしまいました。 とても相性良く見えませんか?
岐阜の夏の風物詩、長良川の「鵜飼」。 1300年前から行われている伝統行事でもあります。 鵜匠と鵜は常に呼吸を合わせて動かなくてはなりません。 飽きっぽいダヤンにそんな難しい事が出来るでしょうか。 横にいる鵜もどうも怪しい気がします。
猫ですもの、抜き足、差し足、忍び足はお手のもの。 「忍者」ほど猫向きな仕事はありません。 決して一人だけに忠誠を誓わず、媚は売らず、 依頼はあくまでお金(おやつ)次第。 ただ任務を遂行するかどうかは、その日の気分によるところ。ニンニン。
豊臣秀吉の側近として仕え、調略や他大名との交渉などに活躍した武将「黒田官兵衛」。
あまりに優秀であるが為に、不運な運命を辿るツイてない武将として密かに人気があります。
出生地である播磨国の姫路には、ゆかりの地がたくさんあるのでその史跡を巡ってみるのも面白いかもしれません。
現代でもなお根強いファンの多い「新撰組」。 幕末、京都で創設され、旧幕府軍の一員として戦った武装組織です。 水色の羽織が特徴的で、意外な事にダヤンにも良く似合っています。 強そうかどうかは置いといて。
滋賀県民の誇り「琵琶湖」。 その関連水系のみに生息する「ビワコオオナマズ」と「イワトコナマズ」は日本固有種です。 池田センセイが自身の著で一番好きだと言う「なまずの駄菓子屋」。 ぜひご一読を。
国内で飼育されている「パンダ」。 11頭のうち、実に5頭ものパンダがここ和歌山県でのんびり暮らしています。 寝てても座ってても食べてても可愛いその愛らしい姿は 見る人を惹きつけてやみません。 そんな可愛いパンダの力をダヤンもちょっと拝借させて頂きました。 便乗ではありません。共存です。
大阪人のソウルフード「たこやき」。 そのたこ焼きの上に乗るのは「ビリニャンダヤン」。 足の裏を撫でると願い事が叶うとされる 前髪がキュートな子猫です。 浪速の街のシンボルになれるよう、日々見えない努力をしているらしいともっぱらの噂です。
古代より多くの都城が置かれた事から「日本の故郷」とされる奈良県。 奈良公園の「鹿」は国の天然記念物に定められています。 春から初夏にかけては可愛い赤ちゃん鹿を見る事も。 野生ではありますが、人にとても馴れているのでたくさん寄ってきてくれます。 束の間の人気者気分を味わいたい方は是非奈良へ。
「桃太郎」といえば岡山、岡山といえば桃太郎。 白桃の生産量も日本一となれば、名実ともに桃太郎は 岡山のシンボルと言ってもいいでしょう。 団子一つで動物達をコントロールし、強い相手に立ち向かう その勇気と無謀さは、現代日本の礎になっているのかもしれません。
県の所在地が分からない県第一位と言う不名誉な称号を得た 島根県が打ち出したキャッチコピーが「島根県は鳥取県の左です」。 なるほど。で、鳥取はどこだっけ? 島根には言わずと知れた「出雲大社」があります。 旧暦の10月を神無月と言いますが、それは全国の神様が出雲に 出かけて不在になってしまう為なのですが、ここでは その月を「神在月(かみありづき)」と言うそうです。
日本のサハラと言えば、そう「鳥取砂丘」。 そんな広大な砂丘を抱える鳥取県は、日本一人口が少ないのに 熱中症救急搬送者数が日本一。 砂丘のせいなんでしょうか、某妖怪達の仕業なのでしょうか。 砂丘ではラクダに乗ることも出来ますよ。 猫の言う事は聞くかどうか分かりませんが、人の言う事なら 聞いてくれると思います。多分。
「うどん県」で名を馳せている香川県。 うどん消費量は全国平均の2倍強。 1人当たり2日に1食を口にしている計算になるそう。 ダヤンも思わず器に入ってうどんに舌鼓。 食事とお風呂が同時に楽しめ一石二鳥です。
本州最西端に位置する山口県。言わずと知れた「ふぐ」の一大集積地です。 一般的にはふぐと呼びますが、下関や西日本では「ふく」と呼ぶことも。 諸説ありますが、「福」を招くと言われているそう。 よって、ふぐを纏ったダヤンは招き猫としてのご利益も望めます。 魚の帽子を被った某魚博士に似ていると言われると、ちょっと喜びます。
松島・天橋立とならび、日本三景のひとつとして知られる「厳島」。
海上に浮かぶ朱の大鳥居と社殿で知られている重要文化財です。
ダヤンが手にしているのは「しゃもじ」。
元々は神木の杓子(しゃもじ)で御飯をいただけば、ご神徳を蒙り
福運を招くと言われているのですが、現在では広島の応援グッズと
しても広く知られています。
高知と言えば「カツオ」。 カツオの漁獲量も消費量もぶっちぎり1位なのが高知県です。 ダヤンも大好きなカツオを釣ってはみましたが 引き上げるべきところ、うっかり乗ってしまうあたり あぁやっぱり猫なんだな、と思わずにはいられません。
愛媛では「みかん」をはじめ、多くのかんきつ類が生産されています。 愛媛県の学校の蛇口からはみかんジュースが出てくる!と言う噂に 子供のころ、心躍らせた方も多いのではないでしょうか。 ダヤンも全身でみかんを表現してみました。 みかんと言うより、全身タイツみたいな姿になってしまいましたが これもまたご愛嬌。
日本を代表する伝統芸能として世界にも知られるようになった「阿波踊り」。 400年の歴史を持つ徳島の夏祭りです。 その思い入れの強さは、空港名にもしてしまう程。 踊りが大好きなダヤンも参加せずにはいられません。
佐賀の干潟に暮らす「ムツゴロウ」。 ふざけている訳ではありません。 繁殖期もこんな顔で戦いに挑みますが決してふざけている訳ではありません。 ダヤンも横に並んで真似してみました。 こちらは絶対ふざけてます。
九州一の大都会、福岡県。 そんな福岡県の代表的なお土産と言えばそう「辛子明太子」。 たらこ三兄弟は、今日も歌を歌いながら気長に 誰かに買ってもらう日を待っています。 多少日持ちするんで、その辺は大丈夫です。
野球のキャンプ地にもよく使われる宮崎県は「南国」を 思わせる穏やかな気候と街並みが特徴です。 かつての県知事さんのおかげで、宮崎県の特産品は どれもとても有名になりました。 それを目当てに今でも沢山の観光客が訪れています。
日本を代表する「温泉」の街、それが大分県です。 有名な温泉地がいっぱいあります。 ダヤンは猫なのに温泉が大好き。 手拭いを頭に乗せるのも忘れませんよ。
日本におけるキリスト教布教の中心となった長崎県。 「伴天連」とは司祭職にある聖職者を指す言葉です。 どこか外国っぽい恰好が似合うダヤン。 作家が外国の方だと思ってる方も多いみたいです。 実際は東京出身の純日本人です。
沖縄の守り神。それは「シーサー」。 ダヤンも守り神だなんて言われた日には はりきってお仕事してくれるに違いありません。 ただ、きまぐれな性格と猫らしい奔放さで 超短期集中型の神様にしかなれないんじゃないかと 周囲が心配しております。
「鹿児島では「シロクマ」をたべるんですよ」 と言われてびっくりしないと、鹿児島の人はがっかりしてしまう。 「ああ、シロクマ!おいしいですよね。コンビニでも売っています」 などと言うと、もっとがっかりしてしまう。 作家池田あきこのブログより。 練乳やフルーツがたっぷり乗ったシロクマは誰からも愛される とっても美味しいかき氷です。
熊本城を築いた「加藤清正」。 豊臣秀吉と親戚関係にあります。 築城の名手ともいわれ、名古屋城の建設も手掛けているそう。 熊本城主としては、住民が困っていた治水などにも才覚を発揮するなどして、 名君とうたわれ、今日なお熊本県民に慕われています。